面子

国家の面子とはこれほど恐ろしいものか!袴田事件・・違法不当逮捕から48年

判決文の中で
「重要な証拠が捜査機関に捏造された疑いがある」
「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」
と指摘している。

税務行政の世界でも国家の面子は存在する。

渡辺洋三元東京大学名誉教授は行政法の解釈について次のように述べおられる。

「徴税の確保とか、犯罪捜索とか、国家目的を容易に実現するという観点から見たら
基本的人権の尊重は邪魔になるのである。その観点からいえば法律などいらないかもしれない。
法律の目的と行政の目的は違うだけでなく相反的である。法律による行政はむしろ
行政をやりにくくするところに主眼があるのである。したがって行政法の解釈も、
行政をやりにくくするような方向で解釈されねばならない。それが、行政を法律でしばる、
行政を法に従属させるということの本当の意味であり、行政法解釈の根本原則であろう。」
(『法社会学研究1・現代国家と行政権』、東京大学出版会、1972年、63ページ)。

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